ヴァイオリニスト吉田恭子さんとのコラボ企画、ヴァイオリンリサイタル「香音(かおん)の時」を鼻と耳で楽しんだレポートです!(このレポートは夜公演を聴いて書いていますが、お昼と夜とでは雰囲気がちがったそうです→大橋マキさんの記事はコチラ)
会場では開場と同時に香りが出迎えてくれ、自然と深呼吸してしまいます。
コンサートは、客席とステージがとても近く、ファンにはたまらない贅沢空間。
3.11東日本大震災により春から秋の開催へと変わったけれど、プログラムは春にちなんで「別れ」と「出逢い」の2部構成。
吉田恭子さんが一曲演奏し終えると大橋マキさんとのトークがあり、演奏した曲について、作曲家の歴史的背景や全作品の中での位置づけなど、作曲家たちを身近に感じながら作品に対する理解が深まりました。トークの中ででてくる曲を、ピアノ演奏の鈴木慎崇さんがいろいろな曲の冒頭を演奏して盛り上げたりと、とっても楽しい雰囲気。客席にいる私たちも思わずその仲間になって一緒に会話しているような感覚になります。
大橋マキさんは吉田恭子さんのリクエストにより、このコンサートのためだけにオリジナルのブレンドを用意。別れのレシピは、悲しいだけではないどこかスッキリとした香り。ほんの1滴だけ使うアロマがあったり、11種類をつかったレシピは複雑そう。
後半の香りは「女性のかわいらしい香り、お花畑にいるような香り」と大橋さんがいうように、8種類がブレンドされたしあわせいっぱいな甘い香り。
コンサートの最後に演奏されたリフャルト・ワーグナー作曲の『トリスタンとイゾルデ』では、なんと3番目の香りのプレゼントがありました!客席1人1人に香りをしみこませたしおりが配られました。
日頃、緊張してばかりの論理的思考をする脳を休めさせ、感情をつかさどる動物的な脳を使うことの大切さを大橋マキさんに教わりました。嗅覚を使って香りを楽しむということは、脳をリラックスさせるということもわかりました!
耳と鼻を使い、いい音楽といい香りで作曲家たちが生きた時間にトリップした、ステキな2時間でした。

会場では東北の森からインスパイアされた香り「Tohoku」も販売されました。









