ネットシネマ『キキコミ』では監督・脚本を担当した西田さんだが、映画『ガチ☆ボーイ』では脚本と出演者も兼ねている。それにはこんないきさつがあった。西田さんは役者としても舞台に出演しているのだが、それをある映画プロデューサーが見て、出演オファーをくれたことがあった。結局、その役者としての仕事は流れたものの、脚本も書けるということで「他の企画で、脚本を書かないか」と声をかけてもらったのだという。それが『ガチ☆ボーイ』だった。もともとは脚本だけの予定だったのだが、以前、深夜ドラマでも脚本と出演を兼ねていたことから、撮影直前にコミカルなレフリー「ボラギノール日野」役としての出演も頼まれた。だが実は役者としての出演は「嬉しかったけど相当悩んだ」そうだ。
「自分で脚本を書いた作品に出演する、という状況は以前にもあったんですが、その時に感じたことが『役者として出演していても、どうしても全体の流れを考えてしまう』ということ。以前、作・演出の舞台で出演した時には、役者としての自分は二の次で、その舞台のそれまでのテンポが悪かった時にはテンポを上げることを重視しちゃったり。後でその時の映像を見たら自分の芝居がまったくダメで……。ま、不器用なんですね。だから日野を自分がやらせてもらってホントにいいのか、と」
さて、映画『ガチ☆ボーイ』は、同タイトルで小説としても出版されている。執筆したのは、もちろん西田さんだ。
「映画の脚本を書いた上に出演もしているので、現場の熱気も分かっている。その雰囲気を伝えるような小説を書いたらどうか、とプロデューサーから話がありました。映画ではカットになったシーンや、キャラクターを作る上でもともと脚本にも書いていなかったけど、考えていたストーリーなどを織り込みました。ボラギノール日野という役は脚本上おかっぱという設定じゃなかったんですが、自分が演じるとなった時に、レフリーの動きが派手になるかなとおかっぱ頭を提案しました。そういう形で日野はおかっぱになったんですが、小説では、日野がおかっぱになった理由を作りました。一番映画と違う点は、主人公・五十嵐の目線ではなくキャプテン・マネージャー・妹という三者の目線で描かれているところです」
ブログでは、電車内で『ガチ☆ボーイ』の小説を持っている男子高校生に感激したという話も。それだけ西田さんの想いがつまった作品だということが分かる。このインタビュー読者にもこんな熱いメッセージを残してくれた。
「ジャンルは青春娯楽映画なのですが、老若男女を問わず、胸に響くようなテーマを扱った作品なので、ひとりでも多くの方に観ていただきたいです!」
作品の情報や、オモシロ企画が満載の西田さんのブログ。
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「あなたの中のちょっとした悩みを聞かせてください。もちろん、悩みにはお答えしますよ!! 」(西田征史)
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2008年3月19日~2008年4月10日
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