NHK としては異色のコント番組『サラリーマン NEO』。まず、この番組が成立した経緯を聞いてみた。
「NHK のディレクターが『NHK らしくないコント番組を作りたい』ということで、局に企画を提案したのがはじまりです。それで、コントを書ける人を探していて、僕のところに話がきたんです。当初は、『ほんとにコントの番組を NHK が作るのだろうか』と半信半疑でしたね。しかし、ディレクターと話すうちに、面白いものができるような気がしてきて、仕事を引き受けることにしました」
この番組は、レギュラー化する前にパイロット版(視聴者の反響をチェックするため、単発で放送する試作版の番組)を4回分つくり、本放送で流した。なかなか反響がよかったので、さてレギュラー化するかというときに、NHK の一連の不祥事が発覚。番組の放映が暗礁に乗り上げると思いきや……。
「そんな状況のなかで、さすがにお笑い番組を立ちあげるのは無理だろうと思いましたね。ところが、局のイメージが落ちているからこそ、新しいことをやってみたほうがいいのではないかという意見が局内にあったのでしょう、めでたくレギュラー化することになったんです」
あのような番組を NHK でやれるとは、誰も思っていなかった。だから、内村さんのまわりの人たちは、誰もが番組のレギュラー化に驚いていた。「僕自身が、最も驚いていたのかもしれませんが(笑)」と内村さん。その後も順調に放映が進み、この4月からはシーズン3が始まる『サラリーマン NEO』だが、これまで放送されたコントの中で内村さんが最も気に入っているのは何なのだろうか。
「一昨年に放映されたシーズン1での作品ですが、『部長の親』というのがお気に入りです。ある会社の部長と部下の話で、部長の父母が部下の家に来て、会社では言えない頼みごとを、部長の代わりにその父母が訴える、というコントです。最近、上司が部下に言いたいことを言えないようになってきている、という時世を皮肉ったコントです」
すでに収録が始まっているというシーズン3の見どころは?
「これまでやってきたことを継承したほうがいいのか、裏切ったほうがいいのか、大変迷いました。結果は、見てのお楽しみということで(笑)。老若男女を問わず、楽しめる作品に仕上がっていると思います」
『部長の親』をはじめ、これまでの作品では、役のイメージにぴったりのキャスティングが実現しているという。また、ありがたいことに、役者のなかでも『サラリーマン NEO』に出演したいという人が増えているそう。
「昨年末のスペシャルに出演していただいた西田敏行さんも、ずっと番組を観てくれていて、ご自身からも出たいという申し出があったんですよ。個人的には、三國連太郎さんと三浦友和さんに出演してもらいたいですね。たぶん、オファーしたら断られると思いますが(笑)。コントというと、敬遠される役者さんは多いですからね。僕は、コントもコメディという芝居だと思っていますから、敬遠しないで出演してほしいんですが」
続いては、内村さんのブログについてうかがいます。
ブログのせいで思わぬ勘違いをされることが多いとか……。 ≫
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2008年3月6日~2008年3月19日
(当選者発表は2008年3月27日当記事内3ページ目にて)
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