ブログは文章を書くための練習という森さんは、その下書きに携帯電話を使っているとか。ときにはテレビ局の楽屋で書き、ときには夜行列車に揺られながら書くというから、その練習熱心さには驚くばかり。そして実際の更新は、パソコンで行っているそう。さらにはデジカメで撮影したユニークな動画を音声付きでアップするなど、ブログの機能を積極的に取り入れてもいる。
「動画のアップは、もっと難しいかと思っていたんです。でも、実際にやってみたら思ったよりも簡単にできました。やはりテキストだけのブログよりも、動画をアップして変化を出すと、アクセス数も増えますしね。アクセスを増やす工夫ですが、僕の場合は、動画をアップしたり、自分の作品を写真で掲載することでしょうか。ブログを始めてからは、書道教室の生徒や知人から、『先生、昨日のブログ、読みましたよ』といわれることが多くなりましたね」
積極的にブログと取り組みはじめてから、多くの人とブログのネタを契機にした話がはずむようになったという森さん。では、富山と東京を行ったり来たりする多忙な生活にあって、森さんはなぜここまでブログに力を注ぐのか?
「書道以外にも興味のあることがたくさんあるんですよ。あと、書では表現しづらいことをブログに書きとめておきたいとも思うようになったんです。『どうしてなんだろうね?』みたいな投げかけから、みなさんにいろんな反応をもらって、その答えみたいなものが、書というカタチになったりするのかもしれません。そういうのも楽しみですよね。いくら器用でも、足の指で字を書くなんて曲芸みたいなことはしませんけど(笑)」
書家といえば、文字や書、作品と向き合うことばかり考えているのかと思っていたが、森さんは人と向き合うことにも懸命な方だった。そんな森さんにとって、ブログとは何かを聞いてみた。
「僕とブログの関係ですか……。それは『嫌よ嫌よも好きのうち』ですか(笑)。前回、『書道が嫌い』だともいいましたが、それも『嫌よ嫌よも好きのうち』なのかも? 世の中には、『これなら私にも出来そうで分かりやすいから好きと思うタイプの人』と、『私には出来そうにないすごいものだから好きって思うタイプの人』がいると思うんです。僕は後者の対象でありたいと思っています。前者にもいい作品はたくさんありますが、せっかく知ることができるのであれば、よりクオリティーの高いもの、奥深いものの中にあるロマンを知りたいと思うんじゃないでしょうか。別にみんなが書道家になんてならなくてもいいんですよ。僕自身の書道神経を磨くとともに、見る方々の審美眼、感じるための書道神経の開発のお手伝いができればと思うんです」
書は難しいと思って、敬遠しまう人がいる。森さんはきっとそれを見るたびに残念に思っているに違いない。書に少しでも興味を持ってもらったなら、そんな人たちの書道神経を磨くお手伝いをして、自信を持ってもらいたい。もちろん、お手伝いのツールとしてブログを利用しながら……。
文:一文字剛
撮影:斎藤泉
<次回予告>
次週は、老舗生活情報誌として広く知られている「オレンジページ」の編集長が登場! たった3日間で60万部を売り上げた創刊20周年号のお話や、オリジナルレシピが出来上がるまでの制作裏話を教えてくれました。また月曜から金曜まで毎週更新している編集長ブログ「オレンジ進行中」とハトとの意外な関係も判明!? 来週の公開をどうぞお楽しみに!!
<ブログ紹介>
『森大衛の一筆入魂 "書道神経を磨け"』
昨年の11月からはじまり、書を生む楽しさ、書を生む苦しさなどを真面目に綴っているブログです。でも、どこかユーモラスなのは森さんの人となりが文章に現れているから。書道教室の生徒さんとのやりとりや、交友関係、プライベートなど楽しい話題も。ぜひご覧ください!
セレブの出すお題にトラックバックまたは、コメントで答えてプレゼントをもらっちゃおう!セレブが選んだ優秀作品には、プレゼントがもらえます。どしどしご応募ください!
「森大衛のキャッチフレーズを考えてください!」(森大衛)
今回は、森さん直筆の色紙を1名様にプレゼント!! この色紙には、ブログでも紹介された當麻寺中之坊の絵天井に飾られた文字と同じ「極」が別の書体(隷書れいしょ)で書かれています。どしどしご応募ください!!
タイトルに「ココセレブ special プレゼント」と明記の上、お題に対する記事をトラックバックまたはコメントをお寄せください。なお、応募以外の感想などのトラックバック・コメントも随時受付中です!
当選者の方には、ココセレブ事務局よりご連絡させていただきますので、必ず「メールアドレス」がわかるようにブログ内、コメント欄に明記してくださいね。
(URLを入力せず名前とメールアドレスのみ入力された場合、名前は表示されますがメールアドレスはリンクされず公開されなくなりました)
終了しました
森大衛さんからコメントをいただきました!
こいけさん:「『五感』の貴公子」
これじゃあ書家ってことがわからないのがミソですね。
バナナバウムさん:「墨一色の色男」
黒いフェロモンですか?
totoさん:「北陸の書き逃げ髭紳士」
書き逃げというより、思いっきり朱で「×」つけて逃げるって感じ?
エアーストリームさん:「真っ白な 紙に集中 森大衛 筆先よりもヒゲ先にアリ?」
五七五七七の短歌調になってるんですね。風流でございます。
隣の奥さんさん:「饅頭こわい。書道もこわい。えらい、つかれます。」
饅頭を放っておいて硬くなった「こわい」と、書道に対する姿勢の「こわい」をかけているんですよね?
クリスマスローズさん:「空間の魔術師、癒しの伝道師」
こちらも書家というのが分からないのがミソですね。
みなさん、ありがとうございました。
どれも鋭い視点で、ありきたりではないのがいいですね。
さて、この中で1点選ばせていただくわけですが、
う~ん…
う~ん…
う~ん…
「えらい、つかれます」が、森大衛の真意をついてるかも!?
ということで、隣の奥さんさんの「饅頭こわい。書道もこわい。えらい、つかれます。」
に、決めさせていただきます! これは、文字の表記を少し改編させていただいて、しばらくの間、僕のココログのサブタイトルに使わせていただきますね。ありがとうございました。今後とも、怖くて疲れている森大衛をヨロシクお願いします!
隣の奥さん
ご当選、おめでとうございます! のちほど、ココセレブ事務局よりご連絡を差し上げます。
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コメント
どーも、本人です。
みなさんコメントありがとうございます。
さて、「森大衛のキャッチフレーズ」ですが、
今後それを僕が使用するということではなく、
面白いのを期待しているんですよ、奥さん。
めっちゃツボに入るような面白いのをひとつお願いします!
投稿 森 大衛 | 2008/02/18 1:45:50
「ココセレブ special プレゼント」応募で~す。
随分突っ込んだインタビューでしたね。
じぃっくり、読ませていただきました。
先生のブログもお気に入りです。
色紙をgetするには、キャッチフレーズですか…。
ちょっと長いですが、こんなのどうでしょう。
「饅頭こわい。
書道もこわい。
えらい、つかれます。」
えっ?ツボに入らない?
ごめんなさ~い。
投稿 隣の奥さん | 2008/02/27 22:20:01
森大衛先生のキャッチフレーズ
「空間の魔術師、癒しの伝道師」
投稿 クリスマスローズ | 2008/02/28 22:42:46