
三波さんは、旅番組などで日本中を回っているので、いろんな場所でさまざまな人たちと交流する機会が多い。しかしたいていは取材が終わると、出会った人たちとの交流も終わってしまう。
「あるとき私はこう考えました。こんなたくさんの素敵な出会いを無駄にしてしまっていいのか。実は相手の方たちも、もったいないとお思いではないか。どうにかしてこの先、このご縁をうまくつなげられないか。そこで、普段は表に出ない会社・お店の経営者や職人さんのこだわりを直接お会いして対談形式にまとめ、 それをインターネット上でご紹介する、という方法を思いつきました。必要とは分かっていてもコンピューターが苦手で……と、まだまだホームページをお持ちでない方も多い。また、あってもヒット数が? 検索には? そういう方々に、私たち芸能人(リポーターには、三波さんと仲がいい芸能人が多数起用されている)を利用していただき、より分かりやすく説得力のある情報を発信してほしいと思いました!」
こうして企業情報サイト「日本が元気です」が立ちあがった。そして同サイトと連動するかたちで、三波さんは「三波豊和の『こんな話あんな話』」というブログをはじめた。やってみてすぐに三波さんが感じたのは、「ニュース性や臨場感という意味では、ブログはウェブサイトよりも数段優れたツールなのではないか」ということだった。
2006年11月に三波さんのブログは自社サイトからココログへ引っ越した。いろんな会社のブログをチェックした結果、ココログを選択したのだという。ココログが気に入った理由を「まず、パソコンの画面で見やすい。デザインがいいんですよね。編集や更新もしやすいし、コメントも書き込みやすいです!」と語ってくれた。
三波さんはどのようにブログを更新しているのだろうか。
「私がブログを書くのは、仕事を終えた夜の時間帯が多いですね。まずバァーと書いて、その後何度も推敲します。一回お風呂に入るとか……。一番はじめに書いた文章というのは、どうしてもこだわりばっかり強くて肩に力が入っている一人よがりなもの。解決するには声を出して読むといいですね。句読点の調整もできますし、そこで生々し過ぎる表現があったら訂正したり、説明不足を補ったりします。文章はココログの管理画面から直接打ち込んでいますし、写真も自分で専用ソフトを使って、トリミング・色合わせをしています。だいたい3日に1度は更新するようにしていますね」
三波さんのブログには、往年の東映時代劇映画が好きだった人も訪れるし、ゴルフ好きの人も訪れる。そうした多様な読者に向けて、あまりほかの人は知らないようなニュースやネタを、ブログで発信していこうと三波さんは考えている。
「ときどき若い頃の話や出演したドラマのエピソードなどを書いています。たとえば『意地悪ばあさん』や昼ドラ『ぬかるみの女』、NHK『日本巌窟王』など。まもなく『お~い!はに丸』も書きますよ。すると、その番組を中心に時間を共有した皆さんが検索で訪ねてこられ、コメントやトラックバックを通してマニアックなやりとりが展開される……。そういう交流が実に楽しい、静かなる醍醐味! ある意味、50人から100人くらいの小劇場で演じているような気分になるんですよ」
今年に入って、驚くほど多くの読者がアクセスした記事がある。それは、NHKの番組『趣味悠々』に三波さんが出演し始めてからの鉄道模型に関する記事だ。通称「てっちゃん」と呼ばれる鉄道ファンの人びとがたくさん訪れ、「よくぞ鉄道模型に日の目をあててくれた」という感謝のコメントを書き込んでいった。ブログのアクセス数があがることについて、三波さんは素直に「嬉しい」と語る。
「いまは『テレビ観たよ』といわれるよりも、『ブログを読んだよ』といわれるほうがずっと嬉しいですね。朝起きると、まずアクセス数をチェックするんです。棒グラフで表示されるんですが、グゥゥーと伸びてるともう最高ですね! でも記事によってアクセス数の差がありますし、全く予想外の結果も。どういうネタが読まれているのかを確認して、次を書くときに大いに参考にします」
「エントリーのテーマとトラックバックの内容がフィットしていると嬉しくなりますね。書き込まれたコメントも読んでいて楽しいですし。『三波豊和』で検索して、自分のことが書かれているブログを訪ねるのも好きです。まぁ、ほめられている方が少ないですが……。ただいきなり相手のブログにトラックバックをするのは、土足で相手の家に踏み込むような気がするので、まずコメントで家主さんにごあいさつ。突然三波豊和の名前で驚かせて申しわけありません。しかし間違いなく本当にすべて自分で見て、自分で書いていますから(笑)」
一般の方のブログに対してコメントを書くことに、まったく抵抗はないと三波さんはいう。ブログを通じて交流できることが、楽しくて仕方ない様子だ。また、芸能人は常に人から見られている職業なので、「人からどのように見られているのかを知るのは大切なこと」であり、一般の方のブログに書かれた率直な意見を読んで、勉強させられることも多いのだとか。
では、読者の共感を得るためには、どういう風にブログを書けばよいのだろうか。三波さんから一般のブロガーへのアドバイスをいただいた。
「ブログというツールを持った今、誰でも気軽に文章を書き、それをネットにアップできます。でも、ネット上で自分の文章を公開するということは、とても責任が伴う行為です。どなたが読むのか、どういう感想を持つかはわかりません。我々はテレビやラジオの生放送でそういう訓練を常に受けていますが、やはり、自分の部屋にある日記帳とブログ画面との差はしっかり認識することが大事だと思いますよ。最低限のルールです。もちろんあとは日々の出来事を無理せず、あせらず、継続して」
三波さんのブログは写真の掲載が多いのだが、「今後は著作権に配慮しながら、動画もどんどんアップしていきたい」という。ブログの記事にはすでに、いくつかの動画が貼り付けてある。クリックするとご自身のウェブページに置いてあるデータがストリーミングされるような仕組みを、独自に編み出したのだという。
ブログというツールを最大限に楽しみながら利用している三波さんは、アクセス数の増減に一喜一憂しながら、今夜もパソコンの前に座ってブログを書いている。
<次回予告>
若者の街・原宿でたくさんの人たちの悩みを解決し続ける占い師・原宿の母(菅野鈴子さん)の登場です。
今回のインタビューでは、彼女が占い師になったきっかけや経歴、頻繁に更新しているブログ「原宿の母・菅野鈴子の『皆様、お元気ですか?』」について話を伺いました。特別企画「原宿の母のソールナンバー占い」も掲載するので、どうぞお楽しみに!
●文:谷川茂
●撮影:古屋陽子
<ブログ紹介>
三波豊和の『こんな話あんな話』俳優・レポーターとして日本全国を飛び回る三波さんの芸能界の交遊録や趣味のゴルフなど、こんな話からあんな話まで幅広く展開。動画や昔の貴重な写真も豊富で、飽きさせません。ぜひチェックして下さい!
セレブの出すお題にトラックバックまたは、コメントで答えてプレゼントをもらっちゃおう! セレブが選んだ優秀作品には、プレゼントがもらえます。どしどしご応募ください!
「ズバリ、あなたにとって『三波豊和とは○○である』 を教えて下さい。ぜひ理由も書き添えて下さいね。またブログの感想だけでもOKですよ!」(三波豊和)
三波さんの心に最も響いた答えを書いた方には、超豪華な賞品をプレゼント!
なんと人気ゲーム機、任天堂『Wii』を三波さんの直筆サイン入り色紙と合わせて1名様に! 品薄で手に入りにくいところをココセレブ読者のためにご用意いただきました。応募期間はあとわずか! 太っ腹な三波さんに感謝しつつ、奮ってご応募下さい!
タイトルに「ココセレブ special プレゼント」と明記の上、お題に対する記事をトラックバックまたはコメントをお寄せください。なお、応募以外の感想などのトラックバック・コメントも随時受付中です!
当選者の方には、ココセレブ事務局よりご連絡させていただきますので、必ず「メールアドレス」がわかるようにブログ内、コメント欄に明記してください。
※当選のお知らせメールをお送りしてから14日以上経過しても送付先に関するご返信をいただけない場合は、当選が無効となる場合があります。
終了しました
三波豊和さんからコメントをいただきました!
サンノーブル さん
ご当選、おめでとうございます! のちほど、ココセレブ事務局よりご連絡を差し上げます。
まずは皆様、私の半生記(!?)をお読みいただきありがとうございました。
実は私も……、確かに自分で話をした内容なのですが、ココログさんが綺麗にまとめて下さったので、読んだ後「俺ってこんな人生を歩んできたのかぁ……」とあらためて感じたりしておりました。
またたくさんのご投稿、嬉しかったです。皆さん、本当に私の事を良く見て下さっている!
これまた教えられる事がいっぱいありました。これからも俳優業・タレント業をはじめ、各方面にわたりご期待にそえるようがんばります。ぜひ見ててやって下さい。
プレゼントは本当に迷いました。全員の方に差し上げたい気分でした。何卒ご了承下さい。
またブログの画面でお会いいたします。引き続き忌憚のないご意見も、お待ちしております。
ホント、ありがとうございました!!!
このエントリーのトラックバックURL
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/122498/14563124
※インタビュー記事に対して、リンクおよび言及のされていないトラックバックは削除することがありますので、ご了承ください。
コメントを書く
コメント
「三波豊和」さんは、ほんとうに時代劇の達人です!
その切れ味のよさ、きっと昔こんな人がいたんだろうなあぁとおもっちやいます。
母おやも、テレビにむかって「そうそう」とかいってました。
世界一うけたい授業でも出てくると急に明るくなります。気持いいですね一。ブログも気持いいですよ。
平成の時代であばれてください!
投稿 遠山の銀さん | 2007/04/05 20:46:07
三波さんのグルメレポート、わかりやすいですねえ。
うまいとかおいしいとかいうだけの人が多いなか、三波さんの
報告は、その味ばかりでなく香りまで伝わってきますよ。
でもうらやましいけど。僕も1回いってみたい。オイシイ情報もっと頼みます
投稿 GinGin | 2007/04/06 22:38:59
三波さんのブログはもちろん、上のインタビュー記事を読むと芸能人なのにとても真面目な人だなと感心しました。
テレビでも常に笑顔で疲れたりしませんか?
これからもお体を大切に色々な情報を伝えてください。
投稿 グッチ | 2007/04/08 20:53:15
「ココセレブ special プレゼント」係
やはり三波さんは「癒されるブログの作者」です。
芸能人の方のブログは、今日何をしたとか、どこに行ったとか、
誰と会ったとか、ただただそんな内容が多いから
ファンクラブの方にはいいかもしれないけれど・・・。
でも、三波さんのはまるで小さな番組。
写真もきれいだし、さり気下ない薀蓄もちりばめられていて、ホントに楽しいです。
今回のインタビュー読んで ブログを書く心がけとか心意気を感じました。
今日も一人で声に出して読んでるのかしら・・。
これからも心温まるブログ、楽しみにしています!
はに丸世代の私より。
投稿 サンノーブル | 2007/04/09 17:43:24
三波豊和さんは私にとって「鉄道模型への愛を再確認させてくださった方」です!
NHK「趣味悠々」で楽しそうにレイアウト作りをされていたあのお顔を拝見しながら、
テレビの前で一緒になってワクワク胸を躍らせておりました。
ブログを拝読して、三波さんがどんなに誠実な紳士でいらっしゃるかを知り、
なぜあの番組があんなに楽しい雰囲気を醸し出していたのか納得できました。
これからも三波さんのお人柄があふれ出るような温かいブログを楽しみにしています。
そして趣味悠々の鉄道模型シリーズ第二弾も心から期待しています!
投稿 りろ | 2007/04/10 15:57:22
40歳過ぎのおばさんにとってパソコンはとても入りづらい世界でした。勇気を持ってお邪魔したのが三波さんのホームページ(HP)。そこで初めて体験したのが「動画」。いまでこそTV同様の画面がどこのHP行っても見ることができますが、そのときは驚きました。もちろん「日本が元気です」でのネット販売もさきがけでもあったと思います。こうして、コメントを送るチャレンジも勇気を持ってできるようになりました。といっても、ブログを読んで、楽しんでるほうが多いですが。
昨年の春同居の義父が亡くなりました。落ちこんでいた時にこのココログを見てとても癒されました。「私もいつかヨーロッパへ行くぞ、絵葉書みたいな写真とりにくぞ。」とひそかに決心しました。今まだ、認知症の母の介護で旅行どころではありませんが、そのうち絶対、国内あるいは海外へ・・・。
今後もいろいろな素敵な場所をご紹介ください。
(しかし、きれいな動画ですね・・・。イタリアも鉄道も)
投稿 けんちゃんのママ | 2007/04/10 20:36:32
三波さんといえば『パソコンサンデー』。
PC好きの友人達もこの番組の印象が強いらしく、“三波豊和=PC”。
ブログを拝見しても、画像や動画の編集などPCを使いこなしているあたりが流石です。
これからもご活躍を期待しております。
投稿 いぷしろん | 2007/04/11 0:11:58
三波豊和さんのイメージといえば最近はスターゴルフマッチ。
楽しい雰囲気の中に真剣さが伝わってきて引き込まれてしまいます。ゲストの方々も素晴らしくてなぜ地上波で放送されないのか不思議? これからも頑張ってください。
投稿 きしもと | 2007/04/11 11:59:36
はじめまして。いつもスターゴルフマッチを楽しみにしています。歌や芝居はもちろんゴルフもとても素晴らしい!!クイズ番組では好成績さらにブログでは文才も発揮。やさしく、誠実でとても感じがよく、三波さんが出演されている番組はいつも安心してみることができて、家族でとても楽しんでいます。これからも頑張ってください。応援しています!
投稿 オカトキ | 2007/04/11 17:36:49
三波豊和と言えば、青島幸男の意地悪ばあさんの名脇役万年さんが思い浮かびます。三波春夫という国民的演歌歌手の子息としてサラブレッド的な歌手デビューを果たした姿から180度の方向転換をした三枚目の役者姿だったように覚えてます。そんな転機は、むしろ人当たりの良さそうなご本人のもっとも得意な分野だったのか、以後、旅やグルメのレポートで多くの人々に愛されるキャラクターになったのではないでしょうか?
三波さんのブログ、鉄道や旅の記事をはじめとして、私の様な団塊の世代の人間でも面白く読ませていただいてます。ますますのご活躍に期待してます!
投稿 ダメ親父 | 2007/04/12 11:19:04
三波豊和さんと言えば、”よくとおる声”と言いたいところですが、迷いに迷って、
「三波豊和さんといえば”謹直なユーモア”」にします。
幸田文さんの「父こんなこと」、向田邦子さんの「父の詫び状」、石原良純さんの「石原家の人々」に続いて、
三波豊和さんの「父」を書いて欲しい~~~~~!!!
投稿 futaba | 2007/04/12 14:41:08
やはり、三波豊和さんと言えば時代劇です。
中でも学生時代の夏休みに再放送で見ていた「将軍家光 忍び旅」の“一心太助”が印象に残っています。
当時何気なく見ていた番組に出演していた役者さんの今に触れられるという点で、本当にBlogは楽しいものですね。
今度はぜひ“一心太助”の思い出についても書いて下さい!
投稿 studio_marlboro | 2007/04/12 20:06:31