
「クラシック」ギタリストという肩書きでは紹介しきれないほどの、幅広い活動を展開している大萩さん。だれもがウットリしてしまうほどのルックスはもちろん、ソロから室内楽、協奏曲と多彩なレパートリーは、ルネッサンスから現代までと時空すらも超えてしまう。また、ジャンルという垣根も越えてジャズギタリスト渡辺香津美さん、小沼ようすけさんなどとの共演、東京シティバレエ団とのコラボレーションなども注目を集めた。 デビューアルバム『11月のある日』がキューバ音楽を中心とするラテンアメリカ音楽のカバーであることからもわかるように、キューバ音楽と親交の深い大萩さん。2月21日にリリースされる『アクアレル』はキューバと程近いブラジルの音楽をフィーチャーしている。
「今回はキューバからもう少し南下して、ブラジルの音楽を取り上げています。中米のキューバからスタートして南米のブラジルへと、いろんな国を旅する感覚で作品を作っていければいいなと考えてるんです。次は南米アルゼンチンの音楽も取り上げてみたいなと思ってます」
ブラジルと一言で言っても、作品に収められた曲は、古典から前衛的な音楽までバラエティに富んだラインナップ。
「古い時代ではヴィラ=ロボス(注※ブラジル出身の作曲家)から始まって、作曲家でギタリストでもある現代のミュージシャン、セルジオ・アサドの曲まで幅広く選びました。皆さんのイメージされるブラジル音楽と、自分が演奏してみたいと思った曲を織り交ぜたセレクトです。中でも、アルバムタイトルにもなっているセルジオ・アサドの『アクアレル』は最近のギタリストが、難しすぎて選ばないというくらいの難曲なので、だからこそ今回はチャレンジしてみたいなと。難曲ではあるんですが、サンバやボサノバのリズムに通ずるような気持ちよさを持った曲なので、ぜひ皆さんにも紹介したいなと思いました」
8歳からギターを始め、高校卒業後、フランスに渡りパリのエコールノルマル音楽院などで学んだ大萩さん。この経歴を聞くと、クラシックギタリストとして成功すべく幼少時代から英才教育を受けてきたように思えるのだが、実際は少々違うようだ。
「もともと音楽は好きだったんですが、うちに他の楽器ではなくギターがあったっていうのが一番の理由。最初は母が趣味でやってたんですが母に弾き方を教わったときに『これはおもしろいぞ!』と。続けてみて、改めて思うクラシックギターの魅力は、メロディも伴奏もひとりで何でもできてしまうということ。ピアノもひとりでなんでもできちゃいますが、ギターのイイところはどこにでも持ち運びが出来ること。満員電車でも持ち込めますしね。まあケースが大きいんで邪魔がられますけど(笑)あとは、ギターって、音の出る弦に両手が触れる楽器なんです。だから指の持っている質感、つまり皮膚や爪のコンディションによって音が変化するという、自分と楽器がダイレクトにつながっているっていう感覚が大きな魅力なんです。
ギターのレッスン以外は、草野球をしたり、近くの川で魚を獲って火にあぶって食べたり。いたって、普通のわんぱく坊主でした。小さいころの将来の夢はパン屋さんとかうどん屋さんとか(笑)。食べ物も好きだったし、何かを作ることが好きだったんです。でも、気づいたら小学4年生のときには、「ギタリストになりたい」と思っていましたね。ギターが上手くなるのに反比例するように勉強は出来なくなっていったんですけど(笑)。小学時代から高校卒業まで、もちろん、順調にギターが上手くなっていったわけではなくて、どうしても上手くならない時期もありました。でもそこで立ち止まるのではなく、初心に帰って原因を探して、少しでも前に進むことが大切。そんな時間を与えてくれたのが留学生活だったんです。サボってもだれもなにもいわない環境の中で、ゆっくり自分のペースで前に進めたことが自分の糧になっていると思います」
留学、デビューとひとつずつ、夢を叶えてきた大萩さん。今の大萩さんの夢も気になるところだ。
「これからめぐりあう曲全てを自分のモノにしていくこと。何百回も弾き込んだコトで、ようやく自分のモノになったなと思える、キューバの作曲家、レイ・ゲーラの『そのあくる日』という曲があるんですけど。これは、寝ていても弾ける、指も耳も身体が全て曲を覚えてるんです。自分の思っていることが音として表現できると、ようやく自分のモノになったなと実感できるんですよね。クラシックギターをもっと多くの人に知ってもらいたいという想いももちろんあります。今は、いろんな年代の人がコンサートに足を運んでくださっていて、とても嬉しいです。自分の小さい頃を見るようなギター少年を客席に見つけると嬉しくなっちゃいます」
<次回予告>
やさしい笑顔でお話していたかと思ったら、突然真剣な顔でギターを弾きだしたりと、「ギター愛」にあふれた大萩さん。ギターに並び、ブログが生活の一部となっているという大萩さんの、ブログライフをチラっと見せていただきました♪
●文:佐藤玲美
●撮影:斉藤泉
<ブログ紹介>
『大萩康司のココ最近。』
世界を股にかけコンサートをおこなっている大萩さん。各地の「オイシイモノ」報告もぬかりなし! やさしい口調に癒されてください。
セレブの出すお題にトラックバックまたは、コメントで答えてプレゼントをもらっちゃおう! セレブが選んだ優秀作品には、プレゼントがもらえます。どしどしご応募ください!
最近、エコにも目覚めたという大萩さん。"皆さんの家で行っているECO対策が知りたーい!"とのこと。ということで、「あなたの家のECO対策」を教えてください!
新作『アクアレル』の直筆サイン入り販促ポスターを1名様に!
タイトルに「ココセレブ special プレゼント」と明記の上、お題に対する記事をトラックバックまたはコメントをお寄せください。なお、応募以外の感想などのトラックバック・コメントも随時受付中です!
当選者の方には、ココセレブ事務局よりご連絡させていただきますので、必ず「メールアドレス」がわかるようにブログ内、コメント欄に明記してください。
※当選のお知らせメールをお送りしてから14日以上経過しても送付先に関するご返信をいただけない場合は、当選が無効となる場合があります。
終了しました
うみねこ さん
ご当選、おめでとうございます! のちほど、ココセレブ事務局よりご連絡を差し上げます。
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コメント
私の家のエコライフは、まず省エネ対策として
当たり前の事なのですが、
・滅多に使わない電気製品のコンセントを抜く。
・白熱灯を電球型蛍光灯に変える。
・テレビはメインスイッチを切るようにする。
・新しく電気製品を買い換える場合には、
省エネタイプを選ぶ。
・人が居ない部屋の電気を消す。
・冷蔵庫の開閉時間を短くする。
ゴミの減量対策としては、
・食卓に並んだものは、好き嫌いなく残さずに食べる。
・賞味期限に注意して、期限内に食べきる。
・食料品を、必要以上には購入しない。
です。
投稿: 奥村菖蒲(オクムラアヤメ) | 2007/02/24 8:49:15
私は今、うつ病で休職中の身です。
ですが、ようやく気力だけは取り戻し、現在リハビリ中です。最近はギターの魅力にはまりました。 伴奏だけじゃない、ソロという世界があることも、最近知りました。
プロの方のソロギターを聴く度に、つくづく、すごい楽器だったんだなと。 難しいです。 「大きな古時計」をとちりながら練習してます。 指も思うように動きません。 が、面白いという感覚も同時に味わっています。 こないだまで弾けなかった箇所が弾けるようになった!
そんなわずかな進歩が、ただ嬉しく、楽しいという感覚も戻ってきました。
ギターって、いいですね!
エコですが、
http://www.team-6.jp/
で、知ったCO2削減に気をつけています。
不要な電源、電気をこまめに切る。
車のアイドリングを減らす。
オートマですが、信号待ちではニュートラルにして少しでも負荷を減らす。 歩いて行ける距離なら、歩く。
暖房の設定を低めにして、厚着をする。
買い物時の、過剰包装を断る。
食器を減らし、洗い物を減らす。(不精ともいう・・・)
投稿: うみねこ | 2007/02/25 0:34:19